International Cranesのアメリカ版Ac&Tより独占記事として注目のニュースが飛び込んできました。
何が新しくなったのか?
まず特筆すべきはエンジンが日野からいすゞに換装されているようです。
また、キャブも新たなものになったとあり、画像を見る限りでは国内向けの7200G NEOと同型のように見受けられます。
塗装スキームも変更とあり、上の参考画像が標準塗装になるのかと思われます。
リパワープロジェクト
2021年1月に日野がEPA承認が難しかったこともあり、新たなエンジンを模索していたとの記載があります。
そしてリパワープロジェクトとして新たに採用されたのがいすゞ製のエンジンだと明記されています。
いすゞ 6UZ1
トラックでは2005年から大型のギガに搭載されているもののようです。
- Tier4 final排ガス規制対応
- 6気筒可変ターボチャージャー
- インタークーラー
- 362 hp
日野エンジンからいすゞエンジン移行の特徴として、DPFが非搭載になったこと、また専用の診断ツールを使用せずにエラーコードをリセットできるとのこと。
また、凍結や目詰まりにも強いブリーザーを採用しており過酷な環境もある海外機にはいいことづくしのようです。
現行機から評価の高い油圧システム、操作性はそのままに、Gエンジンなどの環境に配慮した機能も継続して提供するとあります。
搭載機種は?
なんと一気に7機種が新型となるようです。
- CK 800G-3 (80 ton)
- CK 850G-3 (85 ton)
- CK 1100G-3 (110 ton)
- CK 1200G-3 (120 ton)
- CK 1600G-3 (160 ton)
- CK 2000G-3 (200 ton)
- CK 2750G-3 (275 ton)
CK 3300G-2 (330 ton)は継続してスカニアエンジンを搭載して販売される見通しです。
海外向け機種ラインナップなのでトン数表記が国内のものと少し異なりますが、この流れで国内向け機種も装い新たに登場しそうな予感です。
また、これらの新機種フルラインナップは3月にラスベガスで開催予定のConExpo 2023にて発表されるとのことですので来月以降の発表が楽しみです。
ConExpo 2023ではCK 1600G-3 (160 ton)、CK 2000G-3 (200 ton)、CK 2000G-3 (200 ton)を展示予定とのことです。
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