狭い現場に最適化されたコベルコ建機のTK-GシリーズのTK550GSBが追加されホームページに掲載されていました。
特徴は7.7mショートブームだけじゃ無い
標準10.0メートルから約2.3メートル短くなった基本ブーム。
ただブームが短くなっただけではなく、ワイヤ径をφ18mm→φ20mmにアップし能力向上させるなど更なる最適化がなされているよう。
1本あたりラインプルを5.0→6.0トンとなったことでボールフック作業にも余裕が生まれる。
ショートブームが必要な現場として考えられるのは高架や橋の下などの高さ制限のある現場。
わずか1トンの能力向上だとしても、そもそも作業がしにくい狭い現場では大きな恩恵が得られると考えられます。
各ブーム長さ変更点
○段数 ブーム長さ 最大定格
- 1段目 10.0m 55.0トン×3.0m
- 2段目 16.7m 28.0トン×5.0m
- 3段目 22.0m 22.0トン×6.0m
- 4段目 30.1m 14.0トン×6.5m
- 1段目 7.7m 55.0トン×3.0m
- 2段目 12.1m 28.0トン×5.0m
- 3段目 16.5m 22.0トン×6.0m
- 4段目 20.9m 14.0トン×6.5m
標準ブームとショートブームの能力表比較表は下記より