まさにクレーンの血管! 油圧ホースは点検と交換が重要です

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コベルコ建機ホームページ「クレーンのメンテナンス」が更新されていました。

クレーンのメンテナンス|アフターサービス|コベルコ建機 日本サイト
建設機械、運搬機械の製造、販売並びにサービスを提供するコベルコ建機のホームページです。

油圧ホースのメンテナンス

油圧ホースの劣化や摩耗について画像と共にその危険性をわかりやすく、1枚のリーフレットにまとめられています。

クレーン動作のほとんどが高い圧力をかけた作動油を使っています。

それら作動油が機械の隅々まで通っているクレーンにとって油圧ホースは、まさに人間で言うところの血管です。

  • 毛細血管‥パイロット・コントロールホース
  • 大動脈‥ポンプ吐出ホースやウィンチホース・配管

さらに作動油が外部に漏れると土壌汚染や火災(作動油は燃えます)、ラフタークレーンなどは公道にオイル漏れは自車も後続車も大事故の元です。

また、高圧の作動油が小さな亀裂から漏れると高水圧カッターのように噴き出し、皮膚の弱いところや眼球などは簡単に突き破ってしまうそうです。しかも高圧の油は熱い!火傷の可能性もあります。

そして当然ながらクレーンに搭載された作動油が減少するとクレーンも動かなくなったり想定外の動作をしてしまうおそれがあり大変危険です。

定期的な交換が理想

油圧ホースにのほとんどが耐圧ゴムホースになります。皮膜やスプリングガード付きもありますが、温度変化や紫外線による劣化は防ぐことができません。

目視点検で異常がなくとも、コベルコでは定期交換保安部品に関しては2年以内での交換を推奨しています。

ヒトもクレーンも定期検診と予防が大切です。

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