コベルコ建機が実証実験を行なっている油圧ショベルの遠隔稼働システム「K-DIVE」の動画に建設機械の未来を感じました。
わたしのDIVEをまっている
この動画は退社したベテランに対し、遠隔機を紹介し実際に機械を動かしてもらうというショートムービーです。
登場人物がなぜ退社したのかは分かりませんが、ベテランのオペレータが何かの理由で現場復帰が難しくなるということはよくあるように思います。
未来の建設現場を考察
建設現場はどうなる?
現在は施主(建物を発注する人)は建設会社に発注をします。
この建設会社が元請けと言われ、さまざまな専門業者へ発注し共同で目的の建物をつくります。クレーンチャーター業もこの専門業者の一つになりますね。
もし、遠隔で機械を動かす未来が現実のものとなった時、クレーンを含めた建設現場はどのようになるのかについて考えてみました。
機械チャーターとオペレータチャーター行に分かれるのではないか
現在の建機のチャーターはオペレータと機械のセットになりますが、遠隔化の未来が来たら機械とオペレーターは別の会社になるのではないかと考えます。
多種多様な機械を保有する機械チャーター業。
そして、それらの機械を動かすオペレーター業務をリモートで提供する人材サービス。
それぞれの役割は?
まず機械チャーター業者は、建設機械を現場へ提供、組立、定期メンテナンス、故障時の修理対応を専門に行なう。
オペレータ人材サービス業者は、遠隔操縦席を事務所に備え、出社したら所定の機会にアクセスしてリモートで現場の作業に参加する。
オペレーターは通信設備の整った事務所にいるので工程や図面の変更もリアルタイムで通知が届く。
なんて未来を想像してしまいますね。
オペレータ達の事務所での会話を妄想
先輩
おはよう!今日は札幌の120トンにリモートかぁ。
暖機しとくかなぁ。
後輩ちゃん
おはようございます。先輩は札幌ですか?
ワタシは沖縄で橋の桁かけです。
先輩
今日も1日がんばろー!ご安全に!
皆さんはどんな未来を想像・創造しますか?
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