2021年10月より販売開始された7200G NEOの商品紹介ページに新たなセールスポイントリーフレットが追加されていたのでご紹介します。
Mega Luffingとは?
メガラフィングと聞いてピンと来た方はかなりのクレーンマニアでしょう。
この名称が歌われた機械は、コベルコでも過去に1台のみと記憶しています。
それは往年の名機「7300-2」です。
メガラッフィングは、大幅な能力向上を実現した新設定のラッフィングジブです。
http://www.kobelco-cranes.com/jp/wp-content/themes/kobelco/pdf/crawler/7300-2.pdf
7300と比較してラフィング性能が30〜35%向上したとあり、まさにコベルコの得意とする超大型クレーンの花形製品でした。
そんなメガラッフィングの名を引き継いだ7200G NEOのニックネームは「Mega Luffing 250」です。
つまり、250トン級のタワー性能を持つという自信の表れと言えます。
7200G-2や7250との性能比較が掲載
安全な80%性能は先代7200G-2の100%性能超え
クレーンには外部からも負荷率が一目でわかる表示灯が備わる。
- 負荷0〜89% 緑ランプ
- 負荷90〜99% 黄色ランプ
- 負荷100% 赤ランプ 危険方向操作停止
近年では、より安全を目指して、緑ランプ範囲での作業を推奨している現場が多いとのこと。
緑ランプの範囲で安全マージンに余裕を持った作業であっても先代の100%性能を超えてくる。
Mega Luffing 250の名に恥じない250トン級の性能!
次は旧機種となる7250との比較。こちらは正真正銘の250トンクレーンとなる。
タワー(ラフィング)性能を比較すると広い範囲で7200G NEOが優勢であることがわかる。
また、一部範囲では7250に劣る範囲もあるが、さすがはコベルコ、キャブ(運転席)が飛び出さない7200G NEOのメリットを活かし、作業半径において約5.9メートル躯体に近づいて作業できるとある。
現場構成を考える上でも5メートル以上近付けるというのは大きなメリットとなる。
Mega Luffing 性能を活かした機械選定案も掲載
7200G-2が4台で稼働する現場があったと仮定すると、7200G NEOを導入することで、NEO 2台と120トン2台での運用が可能となる。
また、NEOを3台導入することで1台分の運用コストを丸々カット可能となる。
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