TADANO社が誇る国内最大級オールテレーンクレーン”AR7000N-1″のクレーン性能をご紹介します。
目次
構成の種類
構成はザクッと4種類
- 4段ESPブーム(重荷重or標準ヘッドorフィックスブーム標準ヘッド)
- 6段ESPブーム
- 4段ESP+ラフィングジブ
- 6段ESP+フルオートラフィングジブ
それぞれどんな能力があってどんな時に使うんじゃー!?となる方も多いと思います。
そんな時に直感でわかりやすいグラフ化をして見ていきましょう。
本稿ではリストの1番と2番のメインブームのみをご紹介します。
参考にしたのはTADANOホームページに掲載されている仕様書.PDFになります。
こちらの仕様書ものすごい情報量ですが、定格総荷重表のほんの一部しか記載されていません。
あくまでホームページ公表分のみグラフ化しております。
4段ESPブーム
4段ESP+重荷重ヘッド_CW195t
4段ESP+標準ヘッド_CW208t
4段ESP+標準ヘッド_CW128t
4段ESP+標準ヘッド_CW94t
4段ESP+12.5mフィックスブーム+標準ヘッド
6段ESPブーム
6段ESPブーム_CW208トン
6段ESPブーム_CW127t
6段ESPブーム_CW94t
ここまでがホームページにて公表されているメインブーム編の能力紹介になります。
TADANO社の性能表はとても綺麗な曲線で表されるのでとても見やすいですね。
ふと気になったFBと6段ESPの違い
グラフ化をしている時にふと、4段ESP+フィックスブーム仕様と、6段ESPブームの使い分けが必要なのか?と思い追加でグラフ化してみました。
どちらも208トンカウンタウェイト仕様。
中間域での性能にはほとんど差は見られないものの、手前と遠くでの性能に大きな差が出ました。
これは6段ESPブームだけで良いのでは?と思ってしまいます。
しかし、まだグラフ化していないジブ編の性能が気になるところ。
ラフィングジブは4段ESP+フィックスブームにしか使用できません。
6段ESP+フルオートラフィングジブとの違いが気になるところです。
次回、お楽しみに!
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