先日、TADANOホームページにて新型16トンラフターの発表がありました。
実は16トンクレーンって他社には無いんです。ライバル不在の16トンの新機能について見ていきましょう。
ブーム長アップで28.0 + 6.9 m
基本ブーム長6.5mはそのままに、伸長時のブーム長さを50cm伸ばし、最大28.0mブームとなりました。
この数字にピンときた方はかなりのクレーンマニアですね。と言うのもKATOの20トンのブーム長が最大28.0mなんです。しかも最大作業半径での定格能力も同じ0.4トン!
さらに張り出し簡単なパワーチルトジブ(4.5m〜最大6.9m)と組み合わせることでさらなる高揚程作業が可能となります。
主要諸元をみると、2/3段ブームを伸ばした時のブーム長は変わらないので、4/5/6格段ブームにて計50cmの伸縮量アップということになります。
おそらくブーム内部の伸縮シリンダや伸縮ワイヤのレイアウトを改善したのだと思われます。
25トンG5でも採用された新機能
オートアクセル
レバー操作量に応じて自動でエンジン回転数を上昇させる機能。コンピュータが適正な回転数にしてくれるため燃費効率アップに期待が持てます。
また、ラフターには起伏や伸縮ペダルも搭載されることがあり、オペレーターの操作負荷軽減効果も期待できます。
ポンプオートストップ
ポンプオートストップスイッチをオンにしておくと、一定時間クレーン操作がない時にクレーン用ポンプを回すクラッチを切りエンジン負荷を低減させ、燃費効率アップをはかる機能になります。
コベルコ建機のクローラクレーンなどに見られるオートアイドルストップとは違い、エアコンやコンピュータの起動状態維持など便利な機能のようですね。
他にも注目機能が多数!
大型化したモニターや充実した機能の新型リモコンなどミニラフターとは思えない上質感たっぷりなクレーンとなっています。
クレーンと環境づくりの株式会社タダノ - 建設用クレーン車
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