タダノから25トンラフターGR-250N G5をCO2ゼロでのクレーン作業可能な電動化パワーパックの市場投入という衝撃ニュースが掲載されていました。
![](https://i0.wp.com/www.tadano.co.jp/upload/images/Japan_site.png?resize=320%2C180&ssl=1)
ラフテレーンクレーン向け電動パワーユニット「e-PACK」を市場投入 | 株式会社タダノ - 建設用クレーン車
〜 「クレーン作業のCO2排出量ゼロ」により、カーボンネットゼロを推進 〜 当社はこのたび、太平電...
筆者は世界の動向から見るにまずは機材スペースに余裕のあるクローラークレーンからだろうと予想しておりましたが、
まさかまさかのラフターが国内初!しかも決して大型機ではない25トンとバリバリ汎用機から来ました!
専用電動パックを接続
![](https://i0.wp.com/crane-wiki.work/wp-content/uploads/img_7338.png?resize=800%2C534&ssl=1)
走行は通常通りのエンジンを使用し、クレーン作業時に電動パックE-PACKを接続する仕様のようです。
ざっくり説明するとこれが、
![](https://i0.wp.com/crane-wiki.work/wp-content/uploads/rtc%E9%80%9A%E5%B8%B8.jpg?resize=800%2C590&ssl=1)
つなぐと、こう
![](https://i0.wp.com/crane-wiki.work/wp-content/uploads/e-packforcrev250g5.jpg?resize=749%2C800&ssl=1)
あくまで公開されている画像と情報からの推測にすぎませんが、おそらく上の画像のようなシステムになると思われます。
重量物吊り作業で速度低下するものの、ほか操作速度はほぼエンジン並み
TADANOの紹介ページを見ると、各種諸元が載っています。
電源をどこから供給するかによってCO2削減効果は変わるかと思いますが、クレーン単体で見ればCO2排出量ゼロはすごいですね。
ちなみに、構内移動(現場内走行)では架台に乗せて走ることも可能との事です。
以前考察した電動化と少し違う新しい電動化のカタチですね。
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