【NETIS登録】クレーンに搭載されたAIが作業者の安全をサポートリコー

リコーインダストリアルソリューションズ株式会社が、「クレーン作業安全支援システム」を開発したと発表がありました。

「クレーン作業安全支援システム」とは

東洋建設株式会社と共同で実証実験を行い、10月にNETISに登録されたというこのシステムはどのようにして作業者の安全をサポートするのかご紹介します。

ブーム先端に取り付けられたステレオカメラ(2眼)により、フックや吊り荷、作業員をAIが立体的に測定するという技術になります。

AIはステレオカメラからの映像を認識して、衝突の危険を察知すると警報を鳴らし運転者に知らせます。

遠隔地の管理者へ知らせたり、ブラウザアプリを利用した危険シーンの録画を使った安全学習なども行うことが可能ということです。

２つのレンズで撮影することで、対象物との距離を測ることができるカメラになります。

スバルに搭載されているアイサイトなども２つのカメラで立体的に捉えることで有名です。

人間の目は少し離れた位置に２つあるため立体的に捉え、距離感を測ることができます。これを利用した技術と言われています。