TADANO/KATO 25t 能力比較

KATO
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25tラフターの能力について比較すると意外な結果に!

TADANO GR-250N CREVO G4

KATO SR-250Rf PREMIUM

最短ブームでは能力が全く同じだったため、グラフ化せず。

16.4mでは手前はTADANOの圧勝。3tの差はなかなか埋めにくい。作業半径6.5m以降は全く差は出なかった。

23.45mブームでは、作業半径6.5m〜9mというごく狭い範囲でTADANOが優勢だが実作業で差はないと思われるほど。

最長30.5mブームでもほぼ差は出ないという結果に。

グラフから見えてきたこと。

クレーン能力は機械の持つ前方/後方モーメントから計算されるが、グラフの推移がここまで似通っていることに驚いた。2社ともギリギリのところまで積み上げてきたのだろうと推測できる。

2段ブーム伸ばしである16.4m構成にここまでの差が出るというのも正直驚いたが、ニッチな領域すぎてあまりピンとこない。18tという能力は素晴らしいが、作業半径は5mと短く、90t以下のクローラ組立て?パイラ?この辺りをもう少し勉強していきたいと感じた。


ジブ装着で印象が変わる

切磋琢磨の見える2社だがフルブーム+フルジブのオフセット5度では、KATOが大きくリード

最も手前の半径10mまでは若干TADANO優勢。そこからメインを倒していくかジブを倒していくかの作業になると思うが、オフセットを5度のままメインを倒していくと殆どの領域でKATOが吊れるという結果になった。